00-21|全員60点より、誰かの120点

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第4章|教育が変われば、社会が変わる

 「平均点」は安心を生むが、価値は生まない

これまでの教育は、
「全員が同じことをできる」状態を
良しとしてきました。

平均点が揃うと、
管理しやすく、評価もしやすい。

でもその安心は、
社会に新しい価値を
ほとんど生みません。

60点が並ぶ世界は、
安定していても、
前に進みにくい世界です。

120点は、必ず偏りから生まれます。

・一部だけ極端に得意
・他は見ないふりをしている
・興味の方向が尖っている

つまり、
120点は「バランス」ではなく
「集中」から生まれます。

平均を目指す教育では、
この芽は早い段階で
削られてしまいます。

平均を守る教育は、才能を早く諦めさせる

「それも大事だけど、まずは全体を」
「苦手もちゃんとやろう」
「みんなと同じように」

こうした言葉は、
才能を伸ばす前に
方向転換を迫ります。

結果として、

・得意は中途半端に薄まり
・苦手は完全には消えず
・自分は何者か分からなくなる

という状態が生まれます。

誰かの120点が、社会を動かす

社会を動かしてきたのは、
平均的な人たちではありません。

・異常に詳しい人
・一点突破の人
・偏ったまま突き抜けた人

彼らは、
全体が60点でもよかったのではなく、
「そこだけ120点であること」を
必要とされてきました。

社会は、
実は最初から
120点前提で回っています。

教育は「底上げ」より「突出」を守る役割へ

これからの教育に必要なのは、
全体を均すことではありません。

突出が、
潰されずに残ること。

次の記事では、
「気質に合う学び」が
なぜ当たり前になるのかを
もう一段、構造で見ていきます。

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