01-15|整えられる部分・整えにくい部分

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ホルモンは「意志で支配できるもの」ではない

ここまで見てきたように、
気分や疲れやすさは、
意志の強さだけで決まるものではありません。

・どんな刺激にさらされているか
・どれくらい緊張が続いているか
・回復する時間が取れているか

こうした条件に反応して、
ホルモンは自動的に動きます。

だから、
「気分をコントロールしなきゃ」
「ちゃんと切り替えなきゃ」
と思えば思うほど、
うまくいかなくなることもあります。

整えにくいのは「反応そのもの」

ドーパミンが出やすいかどうか。
ストレスで一気に疲れが出るかどうか。

こうした反応の出やすさには、
生まれ持った差があります。

・刺激に強い人
・刺激で消耗しやすい人
・回復が早い人
・回復に時間がかかる人

これは、
努力で均一にできるものではありません。

反応そのものを変えようとすると、
無理が積み重なります。

整えられるのは「環境と使い方」

一方で、
ホルモンの分泌を左右する条件は、
あとから整えることができます。

・刺激の量を減らす
・回復の時間を先に確保する
・常に結果を追いかけない配置にする
・緊張が抜けるタイミングを意識的に作る

ホルモンを直接操作するのではなく、
ホルモンが反応しすぎない状況を作る。

ここに、
後からできる工夫があります。

「頑張り続けない前提」を持つということ

多くの人は、
調子が落ちるとこう考えます。

・自分がだらけている
・集中力が足りない
・気合が足りない

でも実際には、
体と脳が「もう刺激を受け取れない」
状態になっているだけのことも多い。

ここで必要なのは、
頑張り続ける方法ではなく、
頑張らなくても崩れにくい前提です。

次に見るべきは「生まれつきの気質」

ホルモンの反応には、
個人差があります。

そしてその差は、
次の章で扱う
「生まれつきの気質」と深くつながっています。

・なぜ刺激に弱い人がいるのか
・なぜ慎重になりやすい人がいるのか
・なぜ同じ環境でも平気な人がいるのか

それは、
気合や性格の問題ではありません。

次の章では、
この差がどこから来るのかを、
もう一段深いところから見ていきます。

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