03-10|愛情の求め方は生まれつきと育ちで決まる:変えられること・変えにくいこと

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ズレの原因は「努力不足」ではなく、前提の違い

夫婦の愛情のズレは、
気持ちの量が足りないから起きる、というより、
そもそも「何を愛情だと感じるか」の前提が違っていて起きます。

同じ行動でも、
安心になる人と、物足りなくなる人がいる。

この差は、
話し方のテクニック以前に、
生まれつきの感じ方と、育った環境の積み重なりで決まってきます。

変えにくいのは「気質の部分」

たとえば、
・刺激に敏感で、安心の確認が必要な人
・刺激に強く、放っておかれる方が落ち着く人
・言葉で確かめたい人
・行動や空気で受け取る人

こういう土台の部分は、
本人の意思で選んだものではありません。

ここを無理に変えようとすると、
「頑張ってるのに苦しい」
「合わせてるのに満たされない」
が起きやすくなります。

相手を変えるより先に、
まず“前提として扱う領域”がある、という見方が必要です。

 変わりやすいのは「受け取りやすくする工夫」

一方で、
愛情そのものを別物に変えなくても、
伝わりやすくする工夫はできます。

・安心が必要な人には、頻度と粒度を上げる
・重く感じる人には、量よりタイミングを整える
・言葉派には言葉を、行動派には行動を増やす

ここは「性格の矯正」ではなく、
伝達の調整です。

同じ愛情でも、
渡し方を変えるだけで、受け取れる量が増えることは普通にあります。

見分けるべき線引きはここ

夫婦でいちばん揉めるのは、
「変えにくい部分」を変えようとして、
「変えられる部分」に手が届かなくなるときです。

だから最初にやるのは、
線引きです。

・気質に近い部分(感じ方・距離感・刺激耐性)→ 前提として扱う
・運用の部分(言い方・頻度・場面・段取り)→ 調整していく

この線引きができると、
関係は“努力で勝つ”方向ではなく、
“合う形に整える”方向へ戻っていきます。

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