#00-03|変わる部分と、変わりにくい部分の境界線

夫婦関係がうまくいかなくなると、
多くの人がまず「変わろう」とします。

・もっと優しくしよう
・我慢しよう
・話し合えばなんとかなるはず

でも、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

その努力は、本当に「変えられる部分」に向いているでしょうか。


この記事は3分で読めます。

すれ違いが長引く原因は、努力の方向ミス

関係が苦しくなる夫婦ほど、
実はとても努力しています。

問題は、
努力が足りないことではなく、
変わりにくい部分を変えようとしてしまうことです。

たとえば、

・感情の話が苦手な人に、深い共感を求め続ける
・一人の時間が必要な人に、常につながりを要求する
・刺激に弱い人に、「慣れれば大丈夫」と言い聞かせる

これらは根性や話し合いで
どうにかなるものではありません。

むしろ続けるほど、

・できない自分を責める
・分かってもらえない相手を責める

という悪循環に入りやすくなります。


変わりにくい部分は、最初から存在している

人には、生まれつきに近い形で
「変わりにくい前提」があります。

・刺激への敏感さ
・距離感の快・不快
・感情処理の得意・不得意
・安心の感じやすさ

これらは、
性格以前の反応レベルの話です。

本人の意思や努力とは関係なく、
「そう感じてしまう」「そう反応してしまう」
という領域にあります。

ここを無理に変えようとすると、
人は壊れやすくなります。


一方で、変えられる部分も確かにある

すべてが変わらないわけではありません。

・関わり方の工夫
・伝え方の選び方
・距離やタイミングの調整
・期待値の置き方

人そのものを変えるのではなく、
構造を少し変えることで
関係が楽になることは多くあります。

大切なのは、諦めではなく見極め

これは諦めではなく、
現実的な改善のスタート地点です。

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