03-09|一方は枯れ、もう一方は「十分やっているのに」と感じる理由

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同時に起きている、正反対の感覚

夫婦のすれ違いが深まるとき、
よく次の二つの感覚が同時に存在します。

・一方は「もう何ももらっていない」と感じている
・もう一方は「これ以上何をすればいいのかわからない」と感じている

どちらかが誇張しているわけではありません。
それぞれが、事実としてそう感じています。

枯れていく側に起きていること

愛情の次元が合っていないと、
受け取る側は、少しずつ消耗していきます。

・話しても満たされない
・一緒にいても安心できない
・気持ちを言葉にする元気がなくなる

表面的には関係が続いていても、
内側では、感情の水位が下がっていく。

これが「枯れている」状態です。

やっている側に起きていること

一方で、
与えているつもりの側には、別の負荷がかかります。

・頼まれたことはやっている
・責任も果たしている
・問題は起こしていない

それでも不満が返ってくると、
「もう十分やっているのに」という感覚が強まります。

このとき、
本人の中では努力は増えており、
余裕はむしろ減っています。

すれ違いは、悪意ではなく構造

ここで起きているのは、
愛情不足でも、無関心でもありません。

・必要な深さが違う
・届く次元が違う
・評価されるポイントが違う

その結果、
同じ関係の中で、
片方は干上がり、
片方は消耗していく。

これは性格の問題ではなく、
構造の問題です。

問題を解く鍵は「増やす」ことではない

この状態を解決しようとして、
さらに量を増やすと、
ズレはむしろ拡大します。

必要なのは、
・何を与えているか
・何が届いていないか

を切り分けること。

次の段階では、
愛情の求め方そのものが、
どこから作られているのかを見ていきます。

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