同じ場面にいても、
すでに「次」を考えている人と、
「今」に集中している人がいます。
話を聞きながら、
・このあとどうなるかを想像している人
・相手の言葉そのものを受け取っている人
この違いも、意識や性格の差ではありません。
脳がどこに焦点を当てやすいかの違いです。
先読みする脳と今を見る脳
先読みする脳は、
時間軸が未来に伸びやすい。
・次に起きそうなことを想定する
・失敗やリスクを先に考える
・相手の反応を予測する
準備力が高く、
トラブルを未然に防げる一方で、
「今」に戻るのが難しくなることがあります。
気づくと、
まだ起きていないことで疲れている。
そんな状態になりやすい脳です。
今を見る脳は、
意識が現在に留まりやすい。
・目の前のことに集中できる
・起きてから対処する
・余計な想像を広げない
このタイプは、
瞬間ごとのエネルギー消費が少なく、
切り替えも早い。
一方で、
先の準備が後手に回ることもあります。
すれ違いが起きやすいポイント
先読みする人から見ると、
今を見る人は「考えていない」ように見える。
今を見る人から見ると、
先読みする人は「心配しすぎ」に見える。
でも実際には、
見ている時間帯が違うだけ。
どちらも、
自分の脳にとって自然な動き方をしているだけです。
問題は、同じ正解を求められること
先読みする人に、
「もっと気楽に今を見て」と言っても難しい。
今を見る人に、
「先のことをちゃんと考えて」と言っても、
常にできるわけではない。
脳の時間軸は、
努力で簡単に変わるものではありません。
無理に揃えようとすると、
どちらかが消耗します。
脳の時間軸を知ると、対処が変わります。
先読みする脳には、
・想定を外に書き出す
・「今やること」を限定する
今を見る脳には、
・最低限の予測だけ共有する
・ルールや目印を用意する
同じ環境でも、
脳の向きに合わせて形を変えることで、
ラクさは変えられます。
次は「全体像」を整理する
ここまでで、
・考え方の深さ
・時間の向き
という違いが見えてきました。
次は、
これらを一度まとめて、
「自分の脳のクセ」を地図として捉えていきます。


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