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気質は「性格」より先にある
同じ出来事が起きても、
人によって反応がちがう。
すぐ疲れる人もいれば、
平気でこなせる人もいる。
これは、
努力や根性の差ではなく、
最初から備わっている「反応の土台」が違うからです。
それが、気質です。
気質は「ひとつの種類」ではない
気質というと、
敏感かどうかだけで語られがちです。
でも本当は、
気質はもっといくつもの軸でできています。
・刺激に強い/弱い
・慎重に進む/すぐ動く
・切り替えが早い/切り替えが遅い
・集中が深い/分散しやすい
・安定が好き/変化が好き
・感情が表に出やすい/内側で処理する
どれが良い悪いではなく、
「最初の設定」が違うだけ。
だから「同じ方法」が合うわけがない
気質が違うのに、
同じやり方を求められるとズレが起きます。
・慎重な人に即決を求める
・切り替えが苦手な人にマルチタスクを求める
・刺激に弱い人に騒がしい環境を当たり前にする
・集中型の人に頻繁な中断を強いる
この状態で頑張ると、
結果が出ないというより、
消耗が先に来ます。
気質は「矯正」ではなく「前提」にする
気質は、
直す対象ではありません。
できるのは、
気質に合う形に寄せることです。
・得意な回し方を選ぶ
・苦手な場面を減らす
・負荷が上がるところは仕組みで補う
ここを間違えると、
ずっと「向いてない努力」を続けることになります。
知るだけで、自分の責め方が変わる
気質を知らないと、
ズレが起きたときに原因を自分に向けます。
・自分がダメなんだ
・要領が悪いんだ
・頑張りが足りないんだ
でも本当は、
合っていない前提で走らされているだけかもしれない。
気質を知ることは、
甘えるためじゃなく、
無駄に消耗しないための整理です。
次は「気質の差がどこに出るか」を見ていく
気質は抽象的な話に見えますが、
差が出る場所はわりと具体的です。
・新しい環境への入り方
・刺激(音・人・情報量)への反応
・決断スピード
・感情の出方と回復の仕方
次の記事では、
この「差の出方」をもう少し具体に落としていきます。


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