01-18|行動の出方の違い(慎重型・行動型)

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同じ場面でも、動き出しの速さが違う

新しいことを前にしたとき、
すぐに手を動かせる人と、
一度立ち止まって考える人がいます。

これは、
やる気や度胸の差ではありません。

脳が「安全確認」をどれくらい先に行うか、
その初期設定の違いです。

・全体を把握してから動きたい人
・動きながら調整したい人

どちらが正しいわけでもなく、
スタートの位置が違うだけです。

慎重型の脳で起きていること

慎重型の人は、
行動の前にシミュレーションが走ります。

・失敗したらどうなるか
・周囲にどう見えるか
・後戻りできるか

この確認が終わるまで、
脳は「まだ動かない判断」を出します。

そのため、
準備が整えば安定して力を出せますが、
急かされるほど負荷が増えます。

慎重さは、
危険を避けるための性能です。
欠点ではありません。

行動型の脳で起きていること

行動型の人は、
まず動いて情報を集めます。

・やってみてから考える
・違ったら修正する
・失敗も経験として処理する

このタイプは、
止められるほどストレスが増えます。

準備不足に見えることもありますが、
行動することで思考が回る構造です。

雑に見えても、
脳内では処理が進んでいます。

問題は、
同じ基準で評価されることです。

慎重型に
「早く決めて」と言い続けると、
不安が蓄積します。

行動型に
「もっと考えて」と言い続けると、
思考が止まります。

違うのは能力ではなく、
最初の回路です。

合わない型で回そうとすると、
どちらも消耗します。

合わせるべきは人ではなく順番

必要なのは、
性格を変えることではありません。

・慎重型には準備の時間
・行動型には試行の余白

順番を調整するだけで、
同じ人でもラクに動けます。

この違いを知ることは、
努力の向きを間違えないための土台です。

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