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「決まりじゃない」はずなのに、守ってしまう
同調圧力が強い場ほど、
よく出てくる言葉があります。
・別に決まりじゃないけど
・暗黙の了解だから
・空気読んでくれれば
つまり、
明文化されたルールは存在しません。
それでも、
破ると居心地が悪くなる。
注意はされないのに、何かが変わる。
この曖昧さが、
人を縛ります。
罰がないからこそ、やめにくい
明確なルールには、
明確な罰があります。
でも、
空気には罰がありません。
あるのは、
・微妙な沈黙
・距離の変化
・評価が下がったような感覚
はっきりした出来事がない分、
「気のせいかもしれない」と思ってしまう。
この不確かさが、
行動を修正させ続けます。
破った人の“その後”を、みんな見ている
誰かが空気を破ったとき、
周囲はよく観察しています。
・あの人はどう扱われたか
・浮いたままか
・元に戻れたか
その結果を見て、
自分の行動を決める。
こうして、
直接言われなくても、
「やらない方がいいこと」が共有されていきます。
ルールより「評価」が先に動く
空気の怖さは、
正しさとは無関係なところにあります。
間違っていなくても、
評価が下がることがある。
だから人は、
正しいかどうかより、
安全かどうかで判断するようになります。
この瞬間、
行動の基準は、
自分の中から、
場の外側へ移ります。
破れないのは、弱いからじゃない
ここで大事なのは、
これは個人の弱さではない、ということです。
人は、
所属している場所で
孤立しないようにできています。
空気を守ってしまうのは、
意志が弱いからではなく、
社会的な感覚が正常に働いている証拠でもあります。
問題は、
その感覚が常に使われ続けてしまう構造です。


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