02-13|見えない基準が人を追い詰める

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基準は、いつのまにか「空気」になる

最初は、
明確なルールだったものが、
いつのまにか「察するもの」に変わっていきます。

・言われてはいないけど、こうするべき
・説明されていないけど、ここまでやるのが普通
・みんなやっているから、自分もやらないといけない

こうして基準は、
言語化されないまま、
空気として共有されていきます。

この時点で、
基準はとても扱いにくいものになります。

見えない基準は、修正できない

明文化されたルールなら、
・おかしいと指摘できる
・話し合って変えられる
・適用範囲を調整できる

でも、
空気として存在する基準は、
「それを基準だと認識すること」自体が難しい。

違和感を持っても、
・自分の考えすぎかもしれない
・気にしすぎなのかもしれない
と処理されてしまいます。

結果として、
基準は固定されたまま、
人だけが消耗していきます。

見えない基準ほど、人を孤立させる

見えない基準に合わないとき、
人は助けを求めにくくなります。

なぜなら、
何に困っているのかを、
言葉にしづらいからです。

・理由は説明できないけど、苦しい
・何がズレているのかわからない
・でも、周りは普通にやっている

この状態では、
「自分だけがおかしい」
という感覚が強くなります。

孤立は、
ここから始まります。

 比較が始まる土壌が、ここにある

見えない基準があると、
人は自分を確かめるために、
周囲と比べ始めます。

・あの人はできている
・自分は足りていない
・どこまでやれば正解なのか

こうして、
比較が日常化します。

次に見ていくのは、
この「比較」が、
どうやって人のエネルギーを奪い、
行動そのものを重くしていくのか。

比較は、
突然始まるのではなく、
見えない基準の上で育ちます。

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