人のしくみ。– category –
人は理屈だけで動いているわけではありません。
このカテゴリでは、感情・脳のクセ・気質といった
人の内側の仕組みを、できるだけ構造的に整理します。
• 脳の反応の違い
• ホルモンと気分の関係
• 生まれつきの気質と、後から育つ部分
• なぜ気をつかいすぎてしまうのか
「自分が弱いから」ではなく、
そう動いてしまう理由があることを理解するための場所です。
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01-15|整えられる部分・整えにくい部分
ホルモンは「意志で支配できるもの」ではない ここまで見てきたように、気分や疲れやすさは、意志の強さだけで決まるものではありません。 ・どんな刺激にさらされているか・どれくらい緊張が続いているか・回復する時間が取れているか こうした条件に反応... -
01-14|張った状態を前提にした社会で生きている
私たちが生きている社会は、「落ち着いている状態」よりも、「反応し続ける状態」を前提に作られています。 考え込むより、すぐ動く。立ち止まるより、次へ進む。 その方が評価されやすい構造の中で、人は自然と、張った状態で過ごす時間が長くなります。 ... -
01-13|感情の波が激しい理由
感情が不安定に見えるときに起きていること 些細なことで落ち込んだり、急にイライラしたり、理由は分からないのに不安になる。 自分でも、「感情の振れ幅が大きすぎる」と感じることがあります。 この状態は、気分に振り回されているように見えます。 で... -
01-12|疲れやすさの正体
何もしていないのに疲れている感覚 大きな作業をしたわけでもないのに、一日が終わるころには、ぐったりしている。 ・体は動いていないのに疲れる ・寝ても回復した感じがしない ・少しの刺激で消耗する こうした疲れは、「体力がないから」「年齢のせい」... -
01-11|気分は意思ではコントロールできない
「前向きになれない自分」を責めてしまうとき やる気を出そうとしても、動けない。前向きに考えようとしても、気分がついてこない。 そんなとき、「気持ちの問題」「考え方が甘い」と片づけられがちです。 でも実際には、気分は意思より先に動いています。... -
01-10|脳のクセを地図で見る
これまで見てきたように、人はそれぞれ違う脳のクセを持っています。 ・情報を深く処理する人・素早く全体をつかむ人・先のことが常に頭に浮かぶ人・今起きていることに集中できる人 どれも「能力の差」ではなく、脳の使われ方の違いです。 それなのに、多... -
01-09|先読みする人と今を見る人
同じ場面にいても、すでに「次」を考えている人と、「今」に集中している人がいます。 話を聞きながら、・このあとどうなるかを想像している人・相手の言葉そのものを受け取っている人 この違いも、意識や性格の差ではありません。脳がどこに焦点を当てや... -
01-08|考えすぎる脳・考えない脳
考えすぎてしまう人がいる一方で、あまり深く考えずに進める人もいます。 同じ出来事に直面しても、・頭の中で何度もシミュレーションが始まる人・「まあ大丈夫でしょ」と一度で終わる人 この差は、性格や努力の問題ではありません。 考えすぎる脳で起きて... -
01-07|情報処理の速さと深さの違い
すぐ決められる人と、考え続けてしまう人 同じ質問をされても、すぐ答えが出る人がいます。 一方で、頭の中でいくつも可能性が浮かんで、なかなか決められない人もいます。 これは、優柔不断かどうかの問題ではありません。 脳が、「どれくらいの量を」「... -
01-06|人は全員ちがう脳で生きている
同じ世界を見ているようで、実はまったく違う 同じ出来事が起きて、平気な人と、どっと疲れる人がいる。 同じ説明を聞いて、すぐ理解できる人と、頭の中で何度も反芻してしまう人がいる。 それは、集中力の差でも、賢さの差でもありません。 そもそも人は...
